つぼみの明日の会

基本食のバランス

標準的なマクロビオティックの食事は、地産地消の旬のものを丸ごと(例:大根の皮も根も葉もすべて)食べます。この食べ方は、陰陽のバランスが最も良く、自然と周囲の環境に順応でき、健康改善と健康維持につながります。

基本食のバランスは、それぞれ全体の
*全粒穀物(玄米・きび・あわ・大麦・十割そばなど) 50%~60%
*野菜 20%~30%
*豆、海藻など 5%~10%
*みそ汁・スープ・魚など 5%~10%

基本食のバランスは、歯の本数のバランスと一致します。

基本食のバランス

身体は、食事によって作られます。
毎日食べている食事で健康にもなるし、偏った食事が原因で病気にもなります。
基本食のバランスは、とても重要なのです。
今、朝食にパンを召し上がる方が多いですね。パンの美味しさはわかりますが、好きなものは
週に1回にしてください。
日本人の身体にとって、和食が一番良いのです。このことを証明するような、2016年にNHKの番組で「センテナリアン」の放映がありました。センテナリアン(100歳以上の元気な高齢者)を世界の学者が調査した結果、日本人には和食がベストであるということがわかりました。

基本食のバランス

日本人は農耕民族で、昔から米を主食として海藻・野菜・豆・魚・発酵食品を食べてきました。その伝統的な食事が最も身体にあうのです。この調査で、腸内細菌は国によって異なることも
わかりました。

1日のスタートの朝食に、バランスの良い和食をよく噛んで食べます(一口50回~100回噛む)。噛むことで消化酵素も高まります。玄米は栄養価が高く、非常に良い食材ですが、消化しにくいので、しっかり噛んでください。胃腸の弱い方は、五分づきが良いでしょう。

基本食のバランスの食事、プラス発酵食品の納豆・みそ・ぬか漬け・梅干しなどを補い、元気あふれる毎日をお過ごしください。