つぼみの明日の会

子どもは希望に胸ふくらませるつぼみ。
食育活動を通して子どもたちが成長し、
やがて大輪の花を咲かせ
笑顔あふれる
明るい日(明日)を迎えられる、
そんな社会を築くため、
『特定非営利活動法人 つぼみの明日の会』を
設立いたしました。
私たちは「食によって、健全な
子どもたちを育成することにより、
明るく平和な社会を構築する」という
Vision を掲げ、
家族全員が健康であり、
社会との深い絆を築ける
夢あふれる社会の実現を目指し、
活動しています。

Issue & Solution問題 & 解決策

子どもたちをとりまく環境の変化・現状

本来の子どもの姿は明るく元気であるはず。しかし、現代はいじめ・ひきこもり・虐待・ネグレクト(育児放棄)・自殺・アレルギー・味覚異常・貧困(子どもの貧困率13.5%、7人に1人)が増加しています。

※2019年国民生活基礎調査より

子どもたちを取り巻く環境の変化の大きな根本原因のひとつに食文化の変容があります。
欧米食から和食に戻すことから始める。心身の健康は、食事でつくられます。

病気の増加

世はまさに飽食の時代。それに伴い生活習慣病が増加しています。ガン・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・うつ病など、また認知症や寝たきり高齢者の増加も見られます。

病気の根本原因の多くは、食生活の乱れによる。
食品添加物入りの加工食品をできるだけ減らし、原則的に、日本古来の食事に変える。

病気の増加に伴い社会保障関係費の増加

社会保障費 32兆7,928億円
<内訳>
・医療費 12兆799億円
・介護費 3兆4,862億円
・その他

※2021年度予算案より

食事を和食にすることにより、健康な人口が増加し、国の社会保障関係費の削減になる。

少子化問題

2019年 合計特殊出生率 1.36人
1970年 合計特殊出生率 2.13人

※人口維持のためには2.06~2.07人程度が必要

現在、不妊で悩まれている方が増えています。食事を変え、健康な身体になると妊娠しやすくなります。実際に食事指導の結果、妊娠された方がいらっしゃいます。

<合計特殊出生率>
人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子どもの数の平均

地球の温暖化

20世紀半ば以降に地球規模の気温上昇により様々な問題が浮上してきました。温室効果ガスの上昇は世界中が課題として問題提示しています。

地産地消を推進することにより、運送によるCO2が削減されます。特に牛は反芻する時CO2を排出するため、運送時の排気ガスを含めると温室効果ガスをかなり放出することになります。つまり、肉を食べないことだけでも、温室効果ガスの削減につながります。

Sustainable Development GoalsSDGsへの参加

SDGs

2015年に国際連合加盟国193ヶ国が15年間で地球環境をよくするための目標17(SDGs)を掲げました。

私の恩師であるマクロビオティックの久司道夫先生は、30年前から世界の環境汚染を懸念しておられました。「肉食をやめるだけでもエネルギーの無駄がなくなるし、食糧危機など心配いらないんだ。食肉のための牛1頭の餌は1日30kg必要で、その中の7kgは穀物を食べさせている。牛のために穀物を作っている。貧しい人々のために穀物を作れば、どれだけ多くの人々を救えることか!」と。
食を変えるだけでも、SDGsに参加できるのです。
それに加えて、節水・節電・ゴミを減らすなど、身近なところから子どもたちと一緒に取り組んでいきましょう。

食を変えることで、私たちができること

すべての人に健康と福祉を

「つぼみの明日の会」は、すべての人に食育を通して健康になり充実した生活を送っていただきたく設立しました。
食育講座や料理教室を通して、正しい食事を普及していきます。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すすめる食事の根本は、「一物全体」です。
つまり、食材は野菜なら葉も根も皮も捨てずに丸ごと調理します。ゴミは、ほとんど出ません。
次に「身土不二」の考えで、できるだけ地産地消の食材を使います。
輸入物は、ほとんど使いません。輸送には、多くの資源を使い、温暖化に繋がります。

海の豊かさを守ろう

海洋汚染により、環境ホルモンの影響を受けた魚介類を食べることによって、人体にも影響がでると言われています。食育の普及活動を通し、海洋汚染を防ぐ努力をしています。

住み続けられるまちづくりを
平和と公正をすべての人に

食事を正すことにより、精神性が高まります。
平和を構築したいと考える人々が増えることで、住みやすい社会の実現が可能になります。